「気になる漫画をたくさん読みたいけど、1冊ずつ買うのは高くつく…。」そんなふうに感じたことはありませんか?

そんな方にとって便利なのが、定額制で漫画が読める読み放題サービスです。

以前から提供されているしくみですが、最近はラインナップの充実や無料体験の導入などで、より使いやすくなっています。

この記事では、漫画の読み放題サービスの仕組みやメリット・デメリット、選び方のポイントをわかりやすく解説。

無料で試せるおすすめサービスも5つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ユナ

KIDUKE MANGAで、主にサービス紹介記事を担当している「ユナ」です。

きっと、ご自身に合った読み放題サービスが見つかり、すぐに漫画を読み始められますよ!

漫画の読み放題サービスとは?仕組みを簡単に解説

電子漫画の読み放題サービスは、月額料金を支払うことで対象作品を自由に読める仕組みです。

動画や音楽と同じように、サブスクリプション形式で提供されており、複数の企業がサービスを展開しています。

ここでは、基本的な仕組みや一般的な特徴を押さえておきましょう。

読み放題=定額制のサブスクモデル

読み放題サービスは、毎月定額の料金を支払うことで、対象の漫画作品を制限なく読むことができる仕組みです。

月額500円〜1,000円程度のプランが多く、サービスによっては初回無料期間が用意されていることもあります。

ただし、すべての漫画が読み放題になるわけではなく、あらかじめ指定された「対象作品」に限られる点には注意が必要です。

購入型との違いは「所有」より「利用」

購入型の電子書籍は、一度購入すれば自分のアカウントに作品が残り、いつでも読み返せます。

一方で読み放題サービスは、あくまで利用権を得る形式のため、契約を終了すると読めなくなります。

そのため、お気に入りの作品を繰り返し読みたい方よりも、気軽にいろいろな作品を試したい方に向いています。

どんな人に向いているサービス?

読み放題サービスは、月に複数冊の漫画を読む方にとってコストパフォーマンスが高くなりやすいです。

特に、「試し読みで作品を探したい」「最新話ではなく過去作をまとめて読みたい」「定番作品を一気読みしたい」といった目的に合っています。

一方で、特定の新作や話題作を確実に読みたい方は、購入型や単品レンタルのほうが適しているケースもあります。

漫画読み放題サービスのメリット・デメリット

読み放題サービスのメリット
  • 月額料金のみで複数の作品を制限なく読める
  • 気になった作品を気軽に試し読みできる
  • 作品の入れ替えで新しい出会いがある
  • 書店に行かずスマホやタブレットでいつでも読める
  • 一部サービスでは漫画以外の雑誌や書籍も対象になる
読み放題サービスのデメリット
  • 対象外の人気作・新作が読めないことがある
  • ラインナップが定期的に入れ替わるため、途中で読めなくなる場合がある
  • 読みたいジャンルが少ないサービスもある
  • 契約終了後は読めなくなる(購入ではない)
  • 通信環境が必要な場合がありオフライン対応に差がある

読み放題サービスは、月に数冊以上漫画を読む方にとって、非常にコストパフォーマンスが高い仕組みです。

特に「試し読み」や「一気読み」といった読み方に向いており、定額で多くの作品に触れたい読者にとっては魅力的な選択肢になります。

また、複数ジャンルを横断して楽しめるため、これまで読まなかった系統の漫画との出会いも期待できます。

日常的に漫画を読む習慣がある方にとっては、満足度の高いサービスといえるでしょう。

一方で、読み放題サービスではすべての漫画が対象になるわけではなく、新作や話題作が含まれないことも少なくありません。

また、サービスごとにラインナップやジャンルの偏りがあり、自分の読みたい作品が常に揃っているとは限らない点に注意が必要です。

読み放題は「所有」ではなく「利用」の形式のため、契約を終了すると読めなくなることも理解しておく必要があります。

そのため、目的に応じて使い分ける意識が重要です。

読み放題サービスの選び方ポイント3つ

現在、複数の電子書籍サービスが読み放題プランを提供していますが、内容や特徴はそれぞれ異なります。

ここでは、サービスを選ぶ際に確認しておきたい基本的なポイントを3つご紹介します。

1. 料金・無料期間の有無をチェック

読み放題プランの月額料金は、サービスによって500円台〜1,000円台と幅があります。

一見すると安さだけで決めたくなりますが、価格に見合ったラインナップや使いやすさも重要な判断材料です。

また、多くのサービスで初回無料期間(例:7日間、30日間)が設けられているため、気軽に試して比較検討することができます。

2. 読める作品のジャンル・数に注目

読み放題の対象作品は、各サービスごとに傾向があります。

たとえば、少女・女性向け漫画が充実しているサービスもあれば、青年漫画やラノベに強いサービスもあります。

登録前に、公式サイトでラインナップの一部を確認できる場合が多いため、自分の読みたいジャンルや作が含まれているかを事前にチェックしましょう。

3. アプリの使いやすさや対応端末も大切

読み放題サービスの利用は、スマートフォンやタブレットが中心になります。

そのため、アプリの動作の軽さや閲覧機能(しおり機能・ページめくりの滑らかさなど)、オフライン対応の有無なども重要な比較ポイントです。

また、PCや専用端末(Kindle端末など)でも利用したい場合は、対応環境が整っているかも確認しておきましょう。

無料で試せる!漫画読み放題おすすめサービス5選

ここからは、実際に無料体験ができる読み放題サービスを5つご紹介します。

それぞれジャンルや強みが異なるため、使い比べてみることで自分に合ったサービスが見つかるはずです。

1. シーモア読み放題:女性向け・大人向け作品が充実

出典:コミックシーモア公式サイト

NTTグループが運営する「コミックシーモア」では、2つの読み放題プラン(ライト/フル)を提供しています。

特にフルプランでは、女性向け・恋愛・BL・TL・オトナ系の作品が充実しており、18万冊以上が対象です。

7日間の無料体験が可能で、初めての方でも気軽に始められるのが特徴です。

料金プラン
支払方法
プラン名月額料金(税込)タイトル数読めるジャンルの範囲初回無料期間
ライトプラン780円25,631タイトル / 77,670冊少年・少女マンガ、レディースコミックなど7日間
フルプラン1,480円76,671タイトル / 182,085冊上記に加え、BL、TL、オトナ作品、ライトノベルなど7日間
支払方法種類注意点
クレジットカードVISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Club国内発行・3Dセキュア対応カード推奨
キャリア決済d払い・au / UQ mobile・ソフトバンク/ワイモバイルまとめて支払い月額料金とまとめて支払いが可能
項目内容
サービス名コミックシーモア
運営会社NTTソルマーレ株式会社
運営開始年2003年11月26日(パソコン/PDA向けとして提供開始)
取扱作品数約158万冊以上(コミック100万冊以上、書籍含む総数)
ジャンル少年・青年・少女・女性・BL・TL・ライトノベル・小説・写真集など幅広く対応
月間利用者数約4,000万人以上
市場シェア数国内電子コミック市場でシェア約14%
対応デバイススマートフォン、タブレット、PC
対応アプリiOS・Android 向け専用アプリあり
\ライト・フルどちらも7日間お試し可能!/シーモア読み放題の無料お試しはこちら

2. ブック放題:人気雑誌と漫画を両方楽しめる

出典:ブック放題

「ブック放題」は、ソフトバンク系列のビューンが提供する読み放題サービスです。

約6万冊の漫画と、180誌以上の雑誌が読み放題対象となっており、バラエティに富んだラインナップが魅力です。

月額はわずか550円(税込)で、初回1か月の無料体験も用意されています。

項目内容
サービス名ブック放題
運営会社株式会社ビューン(株主:ソフトバンク株式会社)
運営開始年2015年6月(Web雑誌読み放題「ビューン」から発展し、同年に「ブック放題」リリース)
取扱作品数漫画 約65,000、雑誌 約800誌、旅行ガイド 約300~400冊
ジャンル少年・少女・青年・女性・BL・TL・大人向け漫画/週刊誌/ファッション/ビジネス/旅行ガイドなど
月間利用者数月間コンテンツ閲覧数は2億PVを突破
対応デバイススマートフォン・タブレット・PC(ブラウザ/アプリ)、最大5台まで接続可
対応アプリiOS/Androidアプリあり(オフラインダウンロード機能・しおり共有機能付)
\初回1ヶ月間無料で試せる!/ブック放題の無料お試しはこちら

3. Kindle Unlimited:漫画以外も幅広く読み放題

出典:Kindle Unlimited

Amazonが展開する「Kindle Unlimited」は、月額980円(税込)で小説・ビジネス書・実用書・雑誌など、幅広いジャンルをカバーする総合的な読み放題サービスです。

漫画も読み放題対象に含まれており、特にマイナー系やインディーズ系の作品に触れたい人に向いています。

30日間の無料体験があるため、読書の幅を広げたい方におすすめです。

項目内容
サービス名Kindle Unlimited
運営会社アマゾンジャパン合同会社
運営開始年2016年8月3日
取扱作品数500万冊以上
ジャンル小説、コミック、雑誌、洋書など幅広い28ジャンル以上
月間利用者数約5,253万人(2020年4月時点)
市場シェア数電子書籍市場でシェア約45%(2020年時点)
対応デバイスKindle端末、Fireタブレット、スマホ(iOS/Android)、PC・Mac
対応アプリ無料Kindleアプリ(iOS、Android、Windows、Mac)
\初回30日間無料で試せる!/Kindle Unlimitedの無料お試しはこちら

4. BOOK☆WALKER読み放題:ラノベ・青年漫画が強い

出典:BOOK☆WALKER

KADOKAWA系の電子書籍ストア「ブックウォーカー」では、読み放題プランとして「マンガコース」と「総合コース」を提供しています。

特に青年漫画・ラノベ系作品に強く、KADOKAWA系列の人気作が多くラインナップされています。

プラン名月額(税込)対象作品数・ジャンル
マンガコース836円マンガ単行本3万冊以上、マンガ誌90誌以上
MAXコース1,100円マンガ単行本3万冊以上、マンガ誌90誌以上+ラノベ・文芸・実用書2万冊以上

どちらのコースも、初回14日間無料のトライアルがあるため、気軽に読み始められます。

項目内容
サービス名BOOK☆WALKER(ブックウォーカー)
運営会社株式会社ドワンゴ(2025年4月1日付でドワンゴが存続会社となり運営)
運営開始年2010年12月3日(日本国内向けストア開始)
取扱作品数約185万冊以上(2025年6月時点)
ジャンル漫画、ライトノベル、小説、実用書、雑誌など幅広く対応
対応デバイスPC(Windows/Mac)、スマホ(iOS/Android)、タブレット
対応アプリiOSアプリ、Androidアプリ、PC用ビューアアプリ

5. コミックDAYS:講談社の人気漫画が勢揃い

出典:コミックDAYS

講談社が直接運営する「コミックDAYS」では、講談社の有名雑誌に掲載される漫画を読み放題で楽しめます。

講談社の漫画雑誌が5誌読める「DAYSプレミアム:月額720円(税込)」、18誌以上が対象の「もっとプレミアム:月額960円(税込)」があり、初月無料で利用を始めることができます。

更新日が毎月1日なので、月初に使い始めるほどお得に利用できます。

項目内容
サービス名コミックDAYS
運営会社株式会社講談社
運営開始年2018年3月1日
取扱作品数約984作品
ジャンル少年・青年・女性向け(ヤンマガ・モーニング・イヴニング・アフタヌーン・Kiss・BE・LOVEなど)
対応デバイスWebブラウザ、iOS/Android(iOS 10以上/Android 5.0以上対応)
対応アプリiOSアプリ、Androidアプリ、Webブラウザ版
\最大1ヶ月間お試し可能!/DAYSプレミアムの無料お試しはこちら

各サービスの特徴を一覧で比較

ここでは、紹介した5つの読み放題サービスを項目ごとに比較してみましょう。

月額料金や無料期間だけでなく、ジャンルの傾向や対応端末もサービス選びの重要な判断材料になります。

ご自身の読みたい作品や使い方に合ったサービスを見つける参考にしてください。

比較項目コミックシーモア 読み放題ブック放題Kindle UnlimitedBOOK☆WALKER
読み放題
コミックDAYS
ロゴ
月額料金(税込)ライト:780円
フル:1,480円
 550円980円マンガ:836円
MAX:1,100円
プレミアム:720円
もっとプレミアム:960円
無料期間7日間1か月 30日間14日最大1か月
マンガ読み放題
対象冊数
10万冊以上約5万冊8万~11万約1万冊以上雑誌7誌+バックナンバー
強みジャンル女性向け・大人向け・TL・BLなど漫画+雑誌漫画・小説・実用書など総合型青年漫画・ラノベ講談社作品中心(青年・女性向け)
セール・特典などクーポン・日替わりセールあり雑誌とのセットでお得対象書籍の追加や割引ありKADOKAWA作品中心に特集あり人気作品の定期更新あり
対応端末スマホ/PC/タブレットスマホ/PC/タブレットスマホ/PC/Kindle端末などスマホ/PC/タブレットスマホ/PC/タブレット
運営会社NTTソルマーレ(NTTグループ)ビューン(ソフトバンク系)AmazonJBサービス(KADOKAWAグループ)講談社

どのサービスが自分に合っている?タイプ別おすすめ

サービスごとに読み放題のジャンルや構成に違いがあるため、目的に応じて選ぶのがポイントです。

ここでは、よくある利用スタイル別におすすめサービスを整理しました。

自分に合った読み方ができるサービスを見つけて、快適な読書体験を始めましょう。

少年・青年漫画をたっぷり読みたい人に

アクション・バトル・スポーツ・人間ドラマなど、少年・青年向け作品を中心に読みたい方には「BOOK☆WALKER読み放題マンガ」や「コミックDAYS」がおすすめです。

特にブックウォーカーはKADOKAWA系の青年漫画を多く取り扱っており、ラノベとセットで楽しむことも可能です。

コミックDAYSは講談社系雑誌の連載作をまとめて読めるため、最新話に近いペースで読み進めたい人にも適しています。

恋愛・BL・女性向け作品を中心に楽しみたい人に

恋愛ものや、BL・TLといったジャンルを多く読みたい方には「シーモア読み放題」がぴったりです。

女性向け作品が豊富で、ジャンルごとに探しやすい構成になっており、2つの料金プラン(ライト/フル)から選べます。

特にオトナ系の作品を読みたい方には、読み放題フルが高い満足度を得られるでしょう。

漫画も雑誌も一緒に読みたい人に

漫画だけでなく、雑誌もあわせて読みたい方には「ブック放題」が適しています。

月額550円(税込)で、6万冊以上の漫画と180誌以上の雑誌が読み放題の対象となっており、コストパフォーマンスも高めです。

ニュース系や趣味系の雑誌も揃っているため、隙間時間を活用して幅広く読みたい人に向いています。

読書習慣を広げたい人に

漫画だけでなく、小説やビジネス書・実用書にも関心がある方は「Kindle Unlimited」を検討してみましょう。

Amazonが運営する総合的な読み放題サービスで、対象作品の幅広さが大きな特徴です。

読みたいジャンルをその日の気分で自由に選べるので、読書の幅を広げたい人や、さまざまな書籍に触れたい方におすすめです。

まとめ:まずは無料体験で、自分に合うサービスを見つけよう

漫画の読み放題サービスは、それぞれに特徴や強みがあり、読めるジャンルや作品数も異なります。

月額料金は比較的リーズナブルで、ほとんどのサービスが無料体験を提供しているため、気軽に試してみることができます。

まずは実際に使ってみて、読みたい作品や使い勝手が合うかを確かめるのが、失敗しない選び方の第一歩です。

ユナ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

ご自身にとって「続けやすく、楽しめる」サービスを見つけて、より快適な読書ライフをはじめてみてくださいね!